hsuetsugu’s diary

ITの技術的なことに関して主に書きます。Rとpythonとd3.jsとAWSとRaspberryPiあたりを不自由なく使いこなせるようになりたいです。

BUGS/Stan #3、TokyoR #41 勉強会にいってきました

これまでも資料はよく参考にさせてもらっていましたが、休日に開催されているデータ分析系の勉強会(BUGS/Stan、TokyoR)にはじめて行ってみました。

ツイッターとかで、役立つ情報ソースとかをよく発信してくれている人が発表したりしていて、この人はこんな人なのか~、とかがわかって面白かったです。

12:00-14:00がBUGS/Stan、続いて、14:30-19:30がTokyoRでしたが、16時前くらいに疲れてしまって帰ってきてしまった。

その理由を考えていたら、最近のソーシャルな流れの価値観が、自分のと違うということなのかなーとか思いました。


<BUGS/Stan編>
私自身は、リテール領域で、ある商品ブランドの多店舗での価格弾性を、WinBUGS使って階層ベイズで推定する、みたいな経験がある程度で、そもそもこの辺のツールが前提とする理論的なことを理解しきれていない、ということもあり、
そして解こうとする問題設定もある程度狭いため、興味のあることでもあるので、どの発表も参考になるものでした。

<TokyoR編>
R全般となると、そもそもユーザが多く(参加者も多い)、R使ってやりたいことも様々で、最初のほうの発表は、これまでRをほぼ全く使ったことない人向けの発表だったこともあり、その場にいたら疲れたため、帰ってきてしまいました。


・・・それで、帰る途中に、上記の勉強会を振り返ってみたときに、
最近の、「ソーシャルなつながりみたいなものから生まれるなにか」、
みたいな価値というかやり方と、これまでの自分がいた環境があまりに違うということなのかなーということをもやもやと考えていました。

おそらくこのような勉強会は、発表者に対して参加者が質問だとかアドバイスをすることで、相互にメリットがあるものであるはずなんだけど、どうしても自分が学ぶだけだと、家で資料みていたほうがずっと効率的に学べる気がしてしまって、子供を妻に任せて休日に外出する、ということをあえてするほどではないかなーとか思いはじめ、すぐに会場を出たくなってしまう。
だから、こういう勉強会のコンセプト自体が、自分にとってはすごく違和感のあるものなんだろうと感じました。


そんなことを考えつつの帰宅中にも、下記の記事を丁度読んでいて、
お酒を飲みながら深夜まで読書を楽しめる「森の図書室」 クラウドファンディングで日本新記録
こういうクラウドファンディングみたいな考え方も、すごくこれまでの自分のやり方と違う。

これまでいわゆる日本的な大企業のなかで、たぶん会社の中ではある程度自由にやりたいことをやらせてもらっていたほうですが、やり方としては、自分のやりたい事業をやるために、関係部署のマネージャ層に事前にネゴしておいて、
応援してくれる人はボトムアップ的に広げていきつつも、予算はきちんと確保してもらって・・・、っていうまあ普通のやり方で、
会社のなかでは少し変わったボトムアップのアプローチだったし、すごくいろんな人から応援してもらってきたけど、
自分のやりたい事業を、投資家からでもなく、全然知らない群衆から少しずつお金を集める、なんていう考え方とはほど遠いところにいました。


でも、少なくとも今の立場のままだと、分析をしている人との直接的なコミュニケーションより、クライアントフェイシングを増やして、彼らの考えていることを聞くほうがずっと楽しいし、その辺がコンサルとして社会人のスタートを切った、ということなのかなあ。

育ってきた環境ってでかいし、1つめの会社ってやっぱ大きい・・。

それでも、「ソーシャルなつながりから生まれる何か」、というのも理解したいし、体感してみたいので、ブログとかツイッターはこの調子でやってみます。