hsuetsugu’s diary

ITの技術的なことに関して主に書きます。Rとpythonとd3.jsとAWSとRaspberryPiあたりを不自由なく使いこなせるようになりたいです。

(35連休)19日目:Raspiラジコンの全体像と、進捗しない状況について

「Raspberry Pi使って制御するプラレールっぽい電車」作りの続きです。ちょっとはまってしまって、進捗しない状況になってきてしまいました。作ろうとしているものの全体像は、下記の通りです。今のところできあがっているのが右上に出ている写真の(僕にとっては)かわいらしい人です。

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作ろうとしている機能

Raspberry Piをメインに据えて、WebiopiというInternet of Thingsのフレームワークを使って、ラジコンを操作する、というのが基本機能です。それに加えて、

  • 稼働ログを取得してそれをクラウド上にあげて、「おもちゃ版KOMTRAX」もしくは「ソーシャルプラレール」なるものを作ろうとしています。
  • 自動走行機能としては、超音波センサーで距離を計測して、物体が近づいたら一旦止まって方向転換。
  • USBでカメラを接続し、OpenCVのfacedetectで顔認識したら何かしら動作をさせる。
  • 筐体を電車にしたいので、3Dプリンターで作る。

はまっていること

進捗しなくなっているのは3点です。

  • ①無線化したら重すぎて動かない

 ・ラジコンなので当然無線化が必要ですが、セルフパワー側のUSBハブと、スマホ用のモバイルバッテリーをのせると、重すぎて電圧MAXにしないと全然進まない、かつ旋回がうまくできない。

  • ②fluentdのsecure_forwardでAWSにいかない。

 ・TreasureDataへの格納は簡単にできたのですが、それからあとの可視化がTreasureData経由でAWSに持っていこうとしたらつまづいてしまったので、AWSにRaspberryPiから送ろうとしています。
 ・AWS上にインストールしたElasticSearchにデータを送ってkibanaで可視化しようとしており、ElasticSearch+kibanaのインストールおよび、試しにApacheログの可視化、まではうまくいったのですが、Raspberry Pi からデータがこないのでここで止まっています。

 ・これは完全に始めての領域なのでちょっとどう手を出そうか迷っています。渋谷のFABLABに行こうと思っていたのですが、場所が代々木公園のすぐ近くであり、デング熱が怖いので足を運べません。
 ・もちろんこれだけが理由ではなくて、3D dataを作り始めるための車体のデザインが進みません。

せめて②のデータ送信がうまく行けば何かしら進捗した感じがでるのですが・・・。
①の課題は、ハードウェアならではだなあと感じました。やっぱ難しい。でも面白いです。

費用

これまでにいくらかかっているのか整理してみました。いろいろやっているのにソフト関連無償なのはやっぱすごいなあ。ハードはやっぱ結構お金かかっている。モバイルバッテリーは普段使えるようになったので助かっている。

  • ハード関連

 ・Raspi本体(typeB)+ケース:5,980円
 ・モバイルバッテリー:3,480円
 ・セルフパワー側USBハブ:1,300円
 ・BUFFALO 無線LAN子機 :758円
 ・USB→DCケーブル:400円
 ・超音波距離センサー:400円くらい
 ・タミヤの楽しい工作シリーズ「トラック&ホイールセット」:459円
 ・タミヤの楽しい工作シリーズ「ツインモーターギヤーボックス」:907円
 ・タミヤの楽しい工作シリーズ「ユニバーサルプレート」:648円
 ・モータードライバ:TA7291P:300円(2個セット)
 ・その他:ブレッドボード、抵抗、ジャンパワイヤなど(省略。そんな高くない)

  • ソフト関連

 ・AWS(EC2,S3):free tier使用のため無償
 ・TreasureData:無償範囲
 ・fluentd + ElasticSearch + kibana:(無償
 ・その他いろいろ(webiopi,OpenCV,・・・):無償